【ジャンル】企業・仕事・スポーツ(マラソン)
【書評】A
【感想】
「世の中ってのは、ただ一生懸命に頑張るだけじゃ報われないこともあるんだよ」
足袋を作る零細企業が社運をかけ、ランニングシューズの開発に挑む。
スカッとする勧善懲悪。仕事に行き詰まったときに読むと元気が出る。
ただし、零細企業の社長がこの本を読んで、勘違いして新規分野に手を出すと確実に失敗すると思う。
出版社の校閲の問題かもしれないけれど、前橋駅前の商店街が巨大なシャッター通りという表現が出てくるが、前橋駅前には商店街自体がない(駅から離れたところに商店街がある)など、いくつか気になる点があるのが残念。