【読書感想】真山仁「オペレーションZ」
【ジャンル】その他
【書評】C
【感想】
デフォルト(国家破綻)を回避するため、国の支出を半減しようとする総理。しかし、当然、福祉の切り捨てなど、痛みを伴う改革を断行する必要がある。何が正解か誰にもわからない中で、出された結論とは。
本作は、時代を反映させた意欲的な作品であると思う。ゆえに本作で取り上げた個々の施策をもっと掘り下げてもらいたかったが、エンターテイメントとして本作を読むには、これくらいが限界か。
色々な意味で考えさせられる作品なので、読んで時間の無駄にはならないと思う。